極北カナダ・ユーコン準州より、野生動物の撮影活動や極北での暮らしについて綴っています。
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2025年4月3日木曜日

2025 A Celebration of Swans

毎年春になると、ホワイトホース郊外のマーシュレイクという湖の氷が解け始めた湖畔に白鳥がやってきます。最も多い時には千羽を超える白鳥が集まります。白鳥が集中するアクセスの良い入り江には、Swan Havenという名称のユーコン準州政府環境局の施設があり、4月はA Celebration of Swansといういろいろなイベントが開かれる白鳥月間となり、ユーコン春の恒例行事となっています。

毎春、このイベントポスター用のアート作品が公募されるのですが、今春は私の写真を選んで頂きました。

2025 A Celebration of Swans poster
2025 A Celebration of Swans poster

こうして地元のイベントの一助になれるのは嬉しいものですね!白鳥は大好きな被写体の一つなので、今後も作品を撮り溜めていきたいと思います。




2017年7月4日火曜日

リコーイメージングスクエア新宿特別企画写真展 「PENTAX KPの世界」

この度、リコーイメージンスクエア新宿にて開催される特別企画写真展「PENTAX KPの世界」に野生動物の作品2点を提供させて頂きました。

2017年2月発売のデジタル一眼レフPENTAX KPによる撮りおろし作品展です。
各ジャンルの写真家17名が各2点作品提供し、大判プリント(B1サイズ)にてご覧頂けます。

会期: 2017年7月5日(水)~7月17日(月)
詳細はリンク先をご覧下さい。


PENTAX KPは、ミドルクラスのデジタル一眼レフとしては驚きの小ささに高性能・高機能を凝縮しています。特筆すべきはISO 819,200という超高感度撮影を可能としたこと。日の出前や日没後の薄暮の環境下において、必ずしも明るいレンズを使わなくとも十分に速いシャッタースピードを確保できるので、そのコンパクトなボディサイズと相まって野生動物撮影におけるメリットは計り知れません。
また、「一眼レフ然」とした佇まいは所有感を満たし、写欲を沸かせる不思議な魅力を併せ持っています。「持ち歩きたくなるカメラ」、「撮ることが楽しくなるカメラ」・・・それがPENTAX KP。
全てのジャンルの写真愛好家にお勧めしたい機種です。PENTAXの特徴であるLimitedレンズシリーズと合わせて使って頂きたいですね。


ミドルクラスデジタル一眼レフを検討されている方は、是非今回の写真展をご覧頂き、実機を手にとってみて頂ければと思います。「ドキッ」としたり「ピン」ときたら、それはきっとあなたに素晴らしい写真を撮らせてくれる相棒となるはずです。

2013年6月3日月曜日

Foxfireブログ 【熊魂(ユーコン)通信】Vol.11公開

Foxfire(フォックスファイヤー)のブログにて【熊魂(ユーコン)通信】vol.11が公開されました。
【犬ぞり】のお話さらに続きます。

去る5月28日、新宿でのスライドトークショー無事終了しました。ご来場頂いた皆さまありがとうございました。イベント開催にあたりお力を貸して下さった皆さま、特に写真家・秦達夫氏と株式会社ティムコ(フォックスファイヤー)ならびにクラブツーリズム株式会社の皆さまに心から御礼申し上げます。

次回帰国時には写真展開催を目標に更に精進してまいります。

2013年5月27日月曜日

Foxfireブログ 【熊魂(ユーコン)通信】Vol.9 & vol.10公開

Foxfire(フォックスファイヤー)のブログにて【熊魂(ユーコン)通信】vol.9とvol.10が公開されました。
昨冬の出来事、ユーコンの冬と言えば【犬ぞり】に関するお話です。

明日5月28日は東京でスライドトークショーを行います。満員御礼だそうです。ご来場頂く皆様に楽しんで頂けるよう頑張ります。

2013年4月18日木曜日

スライドトークショー開催のお知らせ

来月(5月)、3年3ヶ月ぶりに日本へ一時帰国するのですが、滞在中に東京でスライドトークショーを行うことになりました。
友人である写真家の秦達夫さんとのトークセッション形式です。
秦さんとは6~7年のお付き合いになるかと思います。
今や人気作家である秦さんですが、そんな彼と一緒にイベント出来るなんて夢にも思いませんでした。
これも全て秦さん始め日本で応援して動いて下さった皆さまのおかげです。
ありがとうございます!
写真家 秦達夫 Official Site
以下詳細です。
平日ですが夜なので仕事帰りでも大丈夫です。
参加費無料ですが要予約なのでオンラインまたは電話にて予約をお願いします。

◆開催◆2013年5月28日(火)
18:30~20:00(90分間)※開場18:00
◆会場◆クラブツーリズム(新宿アイランドウィング B1F)
◆参加費◆参加無料・要予約
◆定員◆ 約50名
◆お申込み◆クラブツーリズム
TEL:03-5323-6990(コース番号IC2102-990とお伝え下さい)
クラブツーリズム申し込みページ

秦さんと花谷は二人ともアウトドアブランドFoxfire(フォックスファイヤー)のフィールドスタッフです。
こちらはFoxfireでのイベント告知です。
動物・風景写真家が世界観を語る 秦達夫×花谷タケシ 「スライド&トークショー」開催案内



皆さまのお越しをお待ちしております。

2012年6月28日木曜日

Yukon River Quest 2012

2月に散々盛り上がった犬ぞりレース【Yukon Quest】から数ヶ月、夏が訪れたユーコンではもう一つの【Quest】が始まりました。
カヌーイスト憧れの大河ユーコン川を私の住む町ホワイトホースから約740km先のドーソンシティまで競うレースでユーコンの夏の風物詩となっています。

昨年のレースには友人二人がタンデムカヌー(二人乗り)で出場し無事完走しましたが、今年も現地在住の日本人&日系人女性4人+日本からの男性3人がVoyageur Canoeという大型艇で出場しています。

昨日(6月27日)正午のスタートを見に行ってきました。

出廷する日本人チーム
陸地から一斉にスタートし、川岸に並べられた自分たちの艇まで走っていってスタートです。日本人チームのゼッケンは37番、チーム名【EcoChallenge】。彼らも元気に出廷していきました。
今年のレースではチームの現在位置をGPSユニットを使って地図上で確認できるようになっています。こちらで確認しながら全員が元気で無事にゴール出来るよう応援しています。


正午のスタートということでスタート地点には大勢の観客が集まりました。ここに住む人たちにはカヌーやカヤックは大変身近なアクティビティで、集まった人々の顔を見ているとみんな本当にこういうことが好きなんだなと感じます。

スタートを見送りに川岸に押し寄せた観客


最後のチームも無事出廷

通常の川旅であればのんびり2週間ほどかけて下る距離ですが、レースということで丸2日ほどで漕ぎ切ってしまいます。というわけで明日にはゴールでしょうか。

以前はいつか出てみたいと思っていましたが、出た人の話しを聞くとまるで苦行のようだし、2日で下ってしまうのはもったいない気がするので、今ではいつか普通にのんびり下りたいなと思っています。


2012年3月6日火曜日

Yukon Quest 2012 ④

2012年2月16日。
朝起きて日課となったオンラインでの本多有香の位置確認をすると、無事にホワイトホースの近くまで来ていました。残りの距離と平均速度などを考慮して到着時刻を予想せねばなりません。
特にこの日は仕事があったので、休むか途中で抜けるかなど難しい判断を迫られました。
私の予想は午後3時過ぎ着。結局途中で仕事を抜けることにして出勤し、午後2時40分ごろ仕事を抜けてフィニッシュ・ラインまで車を飛ばしました。
祈る思いで車を止めフィニッシュ・ラインに走って向かう途中、前から友人が歩いてきました。
「有香さんは?!」
「5分ほど前に着いたよ。」

・・・『一生の不覚』とは正にこのこと。。。
12日間(気持ちだけですが)一緒に走り続けて、歴史的なゴールの瞬間を見逃してしまいました。
フィニッシュ・ラインの先にある撤収エリアへ向かうとそこに元気な本多有香の姿がありました。
13頭立てでスタートし、最後のチェックポイントで8頭まで減っていた犬たちは、更に1頭減って7頭になっていました。
憔悴し切ってフラフラで辿り着くんじゃないかと予想していたのですが、意外や意外。本人は至って元気でまだまだ走れそうな様子。ビール片手に終始満面の笑みを浮かべていました。

私と同じく仕事だった妻もゴールの瞬間こそ見逃したものの、フィニッシュ・ライン上の彼女をかろうじて写真に収めてくれていました。さすが相方、感謝感謝。

ゴール直後の本多有香。(妻による撮影)

初完走後満面の笑みを振りまく本多有香。

2012年2月16日 午後2時37分 -本多有香24チーム中15位にてユーコン・クエスト【Yukon Quest】初完走。

過去のレースで彼女は不運に見舞われ、つらい想いもしてきました。(それらに関しては私も過去の記録や記事で知るのみです。)そして今回のレースも決して容易なものではなかったはずです。彼女のリード・ドッグはレース前に怪我をしてしまい出場出来ませんでした。また、スタートから243マイル(約390km)地点のチェック・ポイントではチームの内の1頭が妊娠していることが判明します。(レース中にホワイトホース地元新聞の一面にカラー写真入りでトップ・ニュースとして報じられました。)先にも述べたとおり、13頭立てでスタートしたチームはゴール時には7頭にまで減っていました。しかしユーコンからの出場者としては一番にゴールした彼女は過去の経歴も手伝ってこの田舎町で一躍『時の人』となり、ゴールの様子もまた同紙の一面を飾りました。元々実直で純粋に犬ぞりに懸ける彼女の姿勢は求心力があり、彼女を知った人は彼女を応援せずにはいられなくなります。今やこの町の多くの人が彼女の存在を知り、彼女は自分の成し遂げた実績で更なるサポーターを獲得したのです。

翌日の夜、【Post Meet the Mushers】 という、マッシャーに直接会えるイベントがあったので私も顔を出しました。行った時間が遅かったので人も減っており、多くのマッシャーも引き上げてしまっていましたが、本多有香と2012年チャンプのヒュー・ネフ【Hugh Neff】はまだいました。
この時ようやくレース後まともに話せたので、「おめでとう!」とガッチリ握手しました。
応援したい気持ちは山ほどあったのに、われわれ家族も新天地での基盤作りに精一杯で結局何もしてあげられなかったと残念に思っていました。
しかし彼女は開口一番我々にお礼を言い始めたのです。
「“あれ”がなかったらフェアバンクスに行けずスタートさえ切れなかったんで・・・ありがとうございました。」
“あれ”とは、2010年の夏に彼女が困り果てているとき、我々夫婦が彼女にしてあげることの出来たたった一つのことでした。時間もお金も無かったので物理的にも金銭的にも手助けしてこれませんでしたが、そのときだけは我々にも出来ること・・・『知恵』を使ってその問題を解決してあげることが出来たのでした。レース直後の舞い上がっているときにそのときのことをちゃんと覚えていてお礼を言ってもらえたこと、彼女の成し遂げた偉業に少なからず貢献出来ていたと実感出来たことで少し目頭が熱くなりました。
“あれ”が何だったのかは彼女と我々夫婦だけの秘密です。。。

その後、人が引いていたのでヒュー・ネフ【Hugh Neff】と少し話をすることが出来ました。ユーコンやアラスカでユーコン・クエスト【Yukon Quest】に出場するマッシャーといえば一目置かれる憧れの存在で、ましてやヒューは優勝者。緊張しながら話し掛けましたが拍子抜けするほど気さくな人で、どこにでもいる近所のオッサンのようでした。『凄い』のに全く飾らない・・・庶民的なこの身近さがまた犬ぞりレースの魅力の一つかも知れません。ヒューが有香さんと話しているときにお願いしてツー・ショットを撮らせてもらい、ついでにお願いすると我々家族との記念撮影にも気軽に応じてくれました。そしてこの日から私のジャケットの背中には二人の誇らしいマッシャーのサインが輝いています。

ヒュー・ネフと本多有香。

これからは『情熱』の大切さを常に背中に感じつつ…

夢を現実にしていく様子を目の前で繰り広げてくれた本多有香。しかし私が知っているのはここ数年の彼女でしかありません。どんな経緯で今に至るのか誰しも気になるところでしょう。
大学3年生のときにオーロラを観に行ったカナダ・イエローナイフで犬ぞりと出会い、1998年に25歳で犬ぞりを習得するため単身カナダ/アラスカに乗り込むと、2006年にYukon Quest初出場を果たし、2007年、2009年に続く4度目の挑戦にして今回初めて完走を果たしました。
彼女の経歴について詳しいインタビュー記事を見付けましたので以下のサイトを是非ご覧下さい。
FAUST ADVENTURERS' GUILD - 大好きな犬たちと冒険できることは、私にとって何物にもかえがたい時間です - (2011年9月)
Earth Dreaming~ガラスの地球を救え~ - (2006年7月・8月)


大なり小なり夢は誰しも抱くもの。夢を叶える人というのは叶えられない人と何が違うのでしょう。
今回ユーコン・クエスト【Yukon Quest】という壮大な競技を通して本多有香、ヒュー・ネフ【Hugh Neff】、ランス・マッキー【Lance Mackey】という夢を叶えた人たちを見てきました。彼らに共通しているのは・・・ありきたりな表現ですが『不屈の情熱を持っている』ということでしょう。そして彼らは『情熱』というものが必ずしも「強く激しく燃える想い」だけを指すのではないのだということを教えてくれました。本人にどんなにやる気があっても、自分を取り巻く環境、生活、家族、健康問題、経済的問題、法律問題など、自分の思うようにいかない事のほうがほとんどかもしれません。そこで腐ってしまうこともあるでしょう。しかしどんなにつらい状況にあっても夢を諦めない強い意志・・・それは激しい風雨に晒されて燻ぶったとしても消えることなくまた燃え上がるしぶとい森林火災の火のような・・・そういうものかもしれません。夢を叶えられない人はどこかで限界を感じ諦めてしまいます。しかしその『限界』を決めてしまうのは本人に他ならないと思うのです。諸般の事情で当初の予定通り・計画通りにいかなかったとしても、少しやり方を変えてまた夢の実現に向かう・・・そういう粘り強さと執念とも言うべき『情熱』を持つ者だけが、最後に夢を勝ち取れるのかもしれません。

果たして夢を叶えた者は次へどこへ向かうのか。
そこで燃え尽きる人も満足してしまう人もいるのかもしれませんが、彼らは既に次へ向けて動き出しています。
また来年、今度はホワイトホースのスタート・ラインで彼らの雄姿を見る日を今から心待ちにしています。 

おわり




あとがき:
ホワイトホースへ越してきて2年、3度目にして初めてユーコン・クエスト【Yukon Quest】を最初から最後まで追いました。本多有香という人との出会いもあり、回を重ねるごとにユーコン・クエストへの興味・関心は深まっていきました。今回のクエストのあと、いろんな思いが頭を駆け巡り、ブログに綴り始めました。それは、『写真』が私にとって「撮らずにはいられない」表現の手段であるのと同じで、「書かずにはいられない」という感覚でした。それは彼らが与えてくれた『感動』を伝えたかったのもありますが、それ以上に彼らを通して感じた『情熱』の大切さを伝えたかったように思います。更にはその『情熱』、特に友である本多有香の『情熱』に少しでも力になれはしないか・・・という思いもあります。私がそうであったように、日本において犬ぞりレースはほとんど認知されていないと思います。私の書くブログなど果たして何人の人の目に触れるのかわかりませんが、それでもユーコン・クエスト【Yukon Quest】を始めとする犬ぞりレースと本多有香というマッシャーのことを一人でも多くの人に知ってもらえればと思い書きました。一見華やかな競技ですが、多額の資金を必要とするのは言うまでもありません。何が起こるかわからないのがインターネットの世界・・・。正直なところ、このレポートを読んで共感して下さった方がこれを拡散してくれることも暗に期待しています。逆に全く別のところから犬ぞりに興味を持った人が検索してここに辿り着くかもしれません。企業・個人、どなたでも本多有香に興味を持ちスポンサーを名乗り出て頂けるなら、悦んで取り次がせて頂きます。宜しくお願いします。また、本多有香のファンになったぞという方は今後も彼女の活動を一緒に応援しましょう。

2012年2月27日月曜日

Yukon Quest 2012 ③

2012年2月14日、バレンタイン・デー。
徹夜明けで早朝5時にヒュー・ネフ【Hugh Neff】の感動的なYukon Quest初勝利を見たあと、眠い眼を擦りながら3位で入ってくる選手を待ちました。

その男の名はランス・マッキー【Lance Mackey】…犬ぞり界で彼の名を知らない人はいません。

ユーコン・クエスト【Yukon Quest】と並び、世界で最も長くて過酷な犬ぞりレースにアイディタロッド【Iditarod】があります。
アラスカのアンカレッジ【Anchorage】~ノーム【Nome】間で1973年より行われているこのレースの創始者の一人であり、1978年にわずか一秒差で優勝したのがランスの父ディック・マッキー【Dick Mackey】でした。ランスの長兄リック【Rick Mackey】もまた1983年に優勝しており、ランスがマッシャーへの道を辿るのは自然な流れだったのかもしれません。父と兄の栄光を背負い、ランスもまたアイディタロッド【Iditarod】の優勝を目指しました。

2001年、そんなランスを悲劇が襲います。咽喉癌と診断され、広範な手術と放射線治療を受け、彼の夢はついえたかに思われました。ところが彼は胃に栄養チューブを刺した状態で2002年のレースに戻ってきました。この年はレース半ばで棄権することになりましたが、翌2003年に完全休養を取ったのち彼は再び犬ぞりを再開し、2005年にもう一つのビッグ・レースであるユーコン・クエスト【Yukon Quest】に出場すると、初参戦にして初優勝を飾ったのです。その後2006年、2007年、2008年と4年連続優勝し、合わせて2007年にはそれまでの常識では不可能といわれていた偉業を達成して見せます。ユーコン・クエスト【Yukon Quest】の直後、アイディタロッド【Iditarod】に再挑戦し、ついに悲願の初優勝を果たしたのです。1,000マイル級のこの二つのレースの間隔はたったの2週間。それまでは誰もがこの二つの過酷なレースの同年優勝は不可能だと考えてきたのです。彼の偉業はこれだけにとどまりませんでした。翌2008年もまた両レースに優勝して見せたのです。その後も2009年、2010年のアイディタロッド【Iditarod】を制し、ユーコン・クエスト【Yukon Quest】4年連続優勝、アイディタロッド【Iditarod】4年連続優勝、内2回は両レース同年優勝というとんでもない記録を残しました。


私が初めてユーコン・クエスト【Yukon Quest】を見た2010年、ランスは2位でしたがまだ犬ぞりレースをよく知らなかった私は優勝者ハンス・ガット【Hans Gatt】のゴール・シーンを見ただけで満足し、2位以降のゴールは見に行きませんでした。ホワイトホースがスタートだった昨年(2011年)はランスは出場しなかったので見ることが出来ませんでした。
少し犬ぞりレースのことがわかってきた今年…犬ぞり界の王者ランス・マッキー【Lance Mackey】をようやくこの目で見る機会が訪れました。
到着予想は午前10時~11時頃。10時過ぎにフィニッシュ・ライン付近へ着き、少し考えました。フィニッシュ・ラインの周りは柵に囲まれ中にはプレスしか入れません。フィニッシュの瞬間はプレスの人たちが沢山撮ることでしょう。そこで柵の途切れるフィニッシュ・ライン手前50mの辺りでトレイルのすぐ脇にしゃがみ込んで到着を待ちました。犬ぞりとはいえ超至近距離を走り過ぎるのでほんの一瞬の出来事でした。


ついに来た!ランス・マッキー!!

大きな大会とはいえ、ゴールのすぐ手前で柵も無くこんな至近距離で撮れるあたりがレースを身近に感じられていいです。良くも悪くも田舎だなあと改めて感じました。


3位でフィニッシュ・ラインに走り込む。

2012年2月14日午前10時39分。ランス・マッキー【Lance Mackey】3位にてフィニッシュ。


今年は3位だったが余裕の表情。

レース後のインタビューで彼は来年のユーコン・クエスト【Yukon Quest】参戦を表明しました。今年の彼のチームは若く、経験を積ませる年だったようで、「彼ら(犬たち)は今やベテランで、来年戻ってくるこのチームを破るのは大変だよ!」と語っています。


ブーツを脱ぎふやけた足を観客に見せておどけるランス。



王者の余裕と貫禄。



レース後のこういうシーンを見るのが凄く好きです。



言葉は要りませんね(笑)。感じて下さい。

今回一連の写真をYukon Questのfacebookページに投稿したのですが、ランスの人気は凄いと実感しました。ヒュー・ネフが私のブログなど見るわけがないし万が一見たとしても日本語が読めるわけないので書きますが、感動的な優勝を飾ったヒューよりもランスの写真の方が反響が大きかったのです。今回実際に二人を間近で見ましたが、ヒューは身近に感じたのに対し、ランスには明らかにオーラを感じました。ある人がランスの写真にたった一言書き込みました。

“a living legend.”

この一言が全てを語っていると思います。
最近知ったのですが、そんなランスは私と同じ歳でした。私ももっと熱く生きねば!


今回はランスの話に終始してしまいましたがそのころ本多有香は…ヒューたちトップがゴールしたときに休憩していたチェックポイントを午前7時に出発し、次なるチェックポイントを目指しているところでした。ゴールまでもう少しとはいうものの最後まで何が起こるかわかりません。犬ぞりレースは怪我をして走れなくなった犬たちを途中で収容ていくのですが、13頭立てでスタートした本多有香の犬たちはこの時点で5頭脱落して8頭にまで減っていました。おそらく2日後と予想されるゴールに向けて、応援するほうもラストスパートです。

つづく


2012年2月23日木曜日

Yukon Quest 2012 ②

全長1,000マイル(約1,600km)…日本人にはピンとこない距離かもしれません。例えば青森から最短距離(直線距離ではない。道路で。)で下関までが1,600km弱と言えばその長さがわかるでしょうか。その距離を2月の厳冬期に犬ぞりで競う…それがユーコン・クエスト【Yukon Quest】です。



そんな過酷なレースに挑戦し続ける日本人マッシャー『本多有香』。
2006年、2007年、2009年と既に三度出場しているのですが、まだ完走はありません。私が彼女と出会ったのは2010年3月。拠点をアラスカからユーコンへ移し、2012年の出場へ向けて基盤を作り直している頃でした。自分の夢を実現するために、悶々としながらも少しずつ前進していく彼女の強さ、逞しさに、少し似た状況にあった私は何度励まされ勇気付けられたかわかりません。

ついにやってきた彼女の晴れ舞台、Yukon Quest 2012。今年のスタートはアラスカ・フェアバンクス。スタート数日前からYukon Questのオフィシャル・サイトとfacebookページで随時更新される写真やレポートをチェックし始め、 こちらの緊張と興奮も最高潮に達した2月4日午前11時54分、本多有香がスタートを切りました。今年から全マッシャーはSPOTというGPS救難信号発信装置を携行することになりました。私も所有しているこの装置は万一の時のSOSを発信出来るだけではなく、位置測位機能を利用してオンラインの地図上に現在位置を10分置きに記録する『トラッキング機能』も備えています。そのため暇さえあれば彼女の位置をパソコンで確認するという日々が続きました。アラスカで、ユーコンで、そして日本で彼女を支え応援してきた多くの人たちが、私と同じようにパソコンにかじり付いて彼女と共に走っていたのだと思います。情報技術の進歩のおかげでチェックポイントで撮影された写真も即時にアップロードされ、まだ遥か彼方からこちらへ向かってくるマッシャーや犬たちの様子が凄く身近に感じられました。


さてレースはと言いますと、中間地点のドーソン・シティー辺りから、ヒュー・ネフ(Hugh Neff)とアレン・ムーア(Allen Moore)という二人のベテランの一騎打ちの様相を呈してきました。ヒューは有香さんの友人で、ユーコンでキャビンを建てるまでの間お世話になったこともあるという間柄。Yukon Questには今回で12回目の出場となる大ベテランです。常に上位に名を連ねるものの、不運に見舞われ未だ優勝がありません。レース終盤はこの2チームが抜きつ抜かれつを繰り返し最後まで緊張が続きました。ゴールから100マイル(約160km)の最後のチェックポイントでは、トップのアレンに対し12分差でヒューが続いていました。まだまだどうなるかわからないと思われたこの状況で、ヒューに30分のペナルティーが科されてしまいました。必要装備である斧を紛失してしまったためでした。これで42分差に開き、勝負は決まったかに思われました。2009年のレースでもヒューはミス・コースで2時間のペナルティーを科され、4分差で優勝を逃すという苦汁をなめています。
2月14日の午前0時頃から私もパソコンと睨めっこしながら徹夜でゴールを待ちました。先に述べたGPS装置が現在位置を知らせてくれるのですが、残念ながら同じタイミングでは更新されません。更新されるタイミングはそれぞれのマッシャーがスイッチを入れた時点から10分置きなので、常に時間差が生じてしまうのです。ヒューのほうがペースが速く、徐々に追いついているのはわかるのですが、ここまで接戦になるともうどちらが前なのかわかりません。午前4時頃、私もダウンタウンに設置されたフィニッシュ・ラインへと向かいました。
犬ぞりレースに熱狂的な地元の人たちですが、さすがにこんな時間なのでひと気はまばら。待つこと約1時間、ついに「ダウンタウンの外れまで来ているのでもうすぐだ」というアナウンスが流れました。全員が真っ暗闇のコースの先を固唾を呑んで見守ります。誰かが「来たぞ!」と叫び、暗闇の中を動くヘッドランプの明かりが確認できました。少しずつ近付いてくる光に拍手と歓声が次第に大きくなり、ついに誰かが叫びました。「ヒューだ!」。2月14日、バレンタイン・デーの午前5時14分。12回目の出場にして彼はついに、初めて、トップでフィニッシュ・ラインを越えたのです。大歓声も束の間、また誰かが叫びました。「アレンが来た!」。本当に一瞬の出来事でした。後から公式発表で知ったのですが、その差はたったの26秒だったそうです。ヒューの記録は9日と17時間14分49秒。1,000マイルを走りきった上での差、“26秒”は大会史上最も僅差の記録となりました。ちなみにそれまでの記録はヒューがペナルティーのために2位に甘んじた2009年の“4分差”だったそうです。

悲願の初優勝直後のヒュー・ネフ
 1,000マイル…それだけでも途方も無く長い距離なのに、初めてYukon Questに参戦したその日から、彼は12年間かけて12,000マイルもの距離をこの瞬間のために走り続けてきたのです。彼のことを直接知らない私でも胸に熱いものが込み上げてきました。

プレスに囲まれインタビューを受けるヒュー
 最後のチェックポイントで受けたペナルティーに関して、レース後のインタビューで彼はこう答えています。
「それはまるでデジャ・ヴーのようだった。。。そいつはヒュー・ネフのKarma(業)なのさ。」

『26秒差の2位』でも清々しかったアレン・ムーア

僅差で敗れたアレンでしたが彼の顔は意外なほど晴れやかでした。
「私は出来得る限りの最良のレースをした。彼の犬たちがほんの少し速かっただけ。そいつがこの差さ。。。」

マッシャーとは…なんと気持ちの良い人たちなのでしょう。互いに勝つために走りはしたけれど、お互いの健闘を心から称え合う。順位は結果に過ぎなくて、レースを楽しめたことが大切なのだと…この人たちは本当に純粋に犬ぞりが好きなのだなと感じました。

レースを終え、共に戦った犬たちと

家に帰り着き、興奮も冷めやらぬままパソコンを開いて確認すると、本多有香はゴールまで250マイル地点のチェックポイントで休息中でした。まだ2日はかかりそうですが着実に近付いて来ています。安堵したので寝たいところでしたが、3位のチームが10時~11時頃に着きそうだったのでそのまま寝ずに頑張りました。何故なら次に入ってくるその人は、既に『生きる伝説』と呼ばれる“あのマッシャー”だったからです。。。


つづく


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2012年2月20日月曜日

Yukon Quest 2012 ①

書きたいことが山ほどあるときというのはかえってなかなか筆が進まないものだったりします。頭の中を駆け巡る想いを整理するのに時間がかかるので。。。今年のYukon Questは正にそんなレースでした。

日本では馴染みがないかもしれませんが、Yukon Questとは私の住むカナダ・ユーコン準州・ホワイトホースとアラスカ・フェアバンクス間で毎年2月に行われる全長1,000マイル(1,600km)の犬ぞりレースです。私も極北に興味を持つ者として随分前からその存在は知っていましたが、野生動物の撮影に注力するあまり詳しいことはよく知りませんでした…この地に住むようになるまでは。。。

この地に越してきた2010年2月。まだ住むところも見付からず、仕事も無く、先が全く見えない不安の中で見に行ったのがYukon Questでした。このレースは毎年ホワイトホースとフェアバンクスでスタートとゴールを入れ替えながら行われます。この年はホワイトホースがゴール。そろそろトップがゴールするらしいと聞き付けてフィニッシュ・ラインへ向かいました。マッシャー(犬ぞり師)の名前すら知らない状態でしたが、トップで戻ってきたのが地元のマッシャーで4度目の優勝と知り、地元の人たちの熱狂の渦に圧倒されたのを覚えています。

2010年2月 - 初めて見たYukon Quest。優勝者ハンス・ガットのゴール・シーン

その後、生活のために始めた仕事場で知り合ったのが『本多有香』という日本人女性でした。彼女がマッシャーでYukon Questに出たことがあり、その頃は次回の出場へ向けて準備中だということも聞いていました。まだYukon Questのことをよく知らなかった私は最初、「物好きな人もいるもんだ。」「でもこの人熱いぞ。面白そう…。」と感じたことを思い出します。

日々の生活の中で毎日のように彼女と顔を合わせるようになったので、私も自然とYukon Questに関心を持つようになっていきました。さらにこの年のレースの模様がNHKによって取材されていて、後からDVDを借りて放送を見る機会もあり、なかなか見ることの出来ないレース中の様子を写真ではなく映像で見ることが出来、マッシャーの駆け引きの様子も上手く収められていたので一気に知識が深まっていきました。

そして迎えた2011年2月。この年のスタートはホワイトホース。ゴールでは各チームが数日間にわたってバラバラと到着するのに対し、 スタート時は全チームが一堂に会するので圧巻でした。
本多有香はと言いますと、本レース出場を2012年に定めており、この年は若い犬達に経験を積ませるためにジュニア・レースであるQuest 300という300マイルのレースに練習出場し、無事完走しました。

2011年2月 - Quest 300のスタートを待つ本多有香

2011年2月 - Quest 300のスタートを切る本多有香


彼女は元々アラスカ側を拠点に活動していました。しかし、アメリカ合衆国の一部であるアラスカは周知の通り永住権の取得は困難で、アラスカと日本を行ったり来たりの生活が続いていたそうです。こちらで定住できる拠点を築かなければならないという思いから、慣れ親しんだアラスカの環境を離れ、カナダ・ユーコンへ単身乗り込んで来ました。アラスカで多くの人が彼女を支えたように、ユーコンでも彼女の情熱に引き寄せられた人々が次第に集まり多くの人が彼女をサポートするようになりました。土地を借り、キャビンを建て、自らのKennel(犬舎)を作り上げました。平行してカナダ移民権も取得し、文字通り自らの『拠点』を築き上げたのです。

それまで築き上げた全てを一度手放し、ゼロからの再出発…。その状況は私の直面していた状況にも重なり、特別な共感の思いを抱いて応援していました。
同じ職場で働いたのは約一年。ほとんど時を同じくして二人ともその仕事を辞めたため、頻繁に顔を合わせる事は無くなりました。常に何かしら力になれたらと思いつつも、私自身もまだまだ不安定な状況が続いていたのでほとんど何もしてあげられませんでした。
昨夏、私がようやく機材を揃え直し撮影活動を再開したとき、それを私の妻から聞いた彼女は喜んでくれていたと聞きました。彼女も少なからず共感の思いで私を応援してくれていたのかも知れません。

そして2011年の終わり、彼女が2012年のYukon Questにエントリーしたという知らせが入りました。
ついに『時が来た』のです。。。


つづく


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2011年7月28日木曜日

アイヌ民族との交流

現在ユーコンに、遥々日本からアイヌの方たちが訪問されています。

ここユーコンは元々先住民族が暮らしてきた土地。ここでは先住民との関わりは日常的なことです。
今回、先住民に深く関わる方の熱意と努力、そして多くの方々の協力のもと、アイヌの方々をユーコンにお招きし、こちらの先住民の方々と交流するという夢のプロジェクトが実現しました。

先日到着されて早々に、今回の企画者宅にてこの町の日系人会との交流パーティーが開かれたので私も参加してきました。

小雨降る中、全員で庭へ出て感謝の儀式に参列。



火をおこし、木々に向かい、食べ物と酒を捧げて自然の恵みに感謝。共に集えたことに感謝。今日という日に感謝。

わざわざ日本からお持ち頂いた食材とこちらで獲れた鮭で民族料理も作って下さいました。
身に纏われる衣装の文様はどこかしらこちらの先住民のそれにも似た感じで不思議な感じです。


日本にいたころからアイヌ民族には非常に興味があったのですが、係わる機会もないままカナダへ移住してしまいました。まさかカナダの、しかもこんな辺鄙な町でお会いする機会を得られるとは思いもよらず、ただただ感謝するばかりです。

いろいろとお話を伺う中で最も驚いたのは、今なお残る『差別』の問題でした。
私は京都に生まれ育ったので、『部落差別』は身近にもあり知っていましたが、アイヌ民族が未だ差別に苦しんでいるとは知りませんでした。恥ずかしい限りです。
私の中で先住民族とは、『自らの文化を有し、誇り高く、自然と共に生き、生への感謝を忘れぬ崇高な人々』でしたので、自分の生まれ育った国『日本』における『アイヌ民族』は私にとっては誇らしい人々でした。
しかし彼らの受けてきた屈辱的な仕打ちを聞くにつれ、日本という国を恥ずかしく思うようになりました。
ここカナダにおいても、今となっては恥ずかしい歴史が存在しますし、未だ問題は山積みで現在進行形なのですが、それでも先住民による自治や土地所有権、狩猟など生活文化の保護保障など、先住民問題に関しては進んでいる方なのではないかと思います。
この件に関しては日本もカナダから多くを学ぶべきだと思いました。

日本を離れてしまっているので書物の入手など困難な環境ですが、幸いインターネットというもののおかげで海外にいながらもいろいろな情報を入手できるというのは本当にありがたいことです。カナダの先住民について学ぶのと平行して、アイヌの方々のことももっと学び、知識を深め、自分に出来ること(それが何かは今はまだわかりませんが…)をやっていければと思っています。

改めて、この素敵な機会を作ってくれた友人に感謝。わざわざ遠路遥々お越し下さったアイヌの方々に感謝。おばあちゃんも仰っていたのですが、日本の神様とカナダの神様が相談して夢を現実にしてくれたのだと…ただ感謝、感謝、感謝。。。

2011年6月30日木曜日

Yukon River Quest -Start-

私の住むここユーコンで『クエスト』と言えば世界的にも有名な犬ぞりレース【Yukon Quest】のことを指すのですが、これは当然真冬に行われるもの。しかし6月末の昨日、もう一つの『クエスト』がスタートしました。夏のユーコンの代名詞と言えばカヌー&カヤックでのユーコン川下りなのですが、この『夏のクエスト』はホワイトホースからドーソン・シティまでの740kmを下る【Yukon River Quest】というレース。
普通の川旅であれば2週間くらいかけてのんびり下る距離を、昨年の優勝者は42時間48分で下っています。(ある意味もったいない気もしますが…)

そんなレースに今年は日本人の友人二人が出場しています。彼らの無事と完走を願いつつスタートを見に行ってきました。


川岸にてスタートを待つ艇

出走74チーム。これだけの数の艇が川岸に並ぶ様子は圧巻でした。カヌー&カヤック混走ですが、ソロ(一人)かタンデム(二人)か6人乗りか、男性か女性か混合かで細かくクラス分けされています。


公園の広場からスタート

スタートは陸の上、公園の広場からです。ここから一斉に川岸まで走っていって自分たちの艇に乗り込み出航します。

こちら6人乗りの艇

6人乗りの艇は普段あまり見る機会がありません。友人のボーイフレンドも6人乗りで出走しているようです。

漕ぎ出していった友人…

数日後どんな様子で帰ってくるのか楽しみです。
Good Luck!

2011年6月22日水曜日

先住民の日 -National Aboriginal Day-

カナダでは昨日6月21日は【National Aboriginal Day】(=先住民の日)。
先日ビーバーの解体を見せてくれた方が彫刻師なのですが、彼らの彫ったトーテムポールが新しく建てられるということで、ホワイトホースから南へ約80kmの先住民の村カークロス(Carcross)へ見に行ってきました。

真新しいトーテムポール

伝統衣装を纏いダンス


次の世代を担う少年の眼差しに惹かれました


伝統文化の素晴らしさ、伝えていくことの大切さを改めて感じた日でした。

今の日本はどうなのでしょう…?海外へ出てしまった者が言える立場ではないのかもしれませんが、今の日本人はもっと自国の文化を誇り、後世に大切に伝えてゆくべきだと外から見ていて思います。