極北カナダ・ユーコン準州より、野生動物の撮影活動や極北での暮らしについて綴っています。

2021年10月15日金曜日

Foxfire フォトレックジャケットVII フィールドインプレッション

フォックスファイヤーの写真撮影用全天候型ジャケット最新モデル【フォトレックジャケット VII】のフィールドインプレッションが同社ウェブサイトにて公開されました。今回は使用イメージが伝わりやすいように、初めてショートムービーも作成してみました。商品だけでなく、ユーコンの雰囲気も少し伝わると嬉しいです。ぜひご覧ください。


2021年4月27日火曜日

4K リアルタイム オーロラ動画

私は写真家ではありますが、昨今のデジタルカメラは動画性能も凄いものとなっています。今までほとんど動画は録らなかったのですが、時々オーロラのリアルタイム動画を目にするようになり、自分の機材でも出来るものなのか気になって試してみることにしました。

これまで上げてきたオーロラ動画はいわゆるタイムラプス動画。インターバル連続撮影した静止画を繋ぎ合わせて動画にしたものでした。これは数時間かけて数百枚撮ったものを数十秒に凝縮したもの。つまり超早送り。実際のゆっくりゆったりとした見え方とはかなり異なります。本来のオーロラの『動き』を伝えるためにはやはり「リアルタイム」の動画しかありません。私の使う機種は富士フイルムのX-T3。高感度性能に特化した機種ではありませんが、それでも一昔前と比べればかなり高感度画質も上がっています。ボディが力不足な分、レンズで補いました。使用したのはXF16mm F1.4 R WR。開放F値1.4のとても明るい広角レンズです。この組み合わせで録れたのがこちら↓



ぜひ高画質全画面でご覧下さい。



撮影場所はホワイトホースから車で東へ40分ほどのマーシュレイク【Marsh Lake】。4月25日の撮影なので解氷は始まっていますが湖岸はまだ凍っているので凍った湖の上から撮影しています。

初挑戦にしてはまずまずかなという自己評価。でも既に反省点や改善点は多数見えているので少しずつクオリティーを上げていきたいと思います。
とはいえ今シーズンのオーロラもたぶんこれで見納め。続きは秋以降に。





2020年9月5日土曜日

Kokanee Salmon Spawning | Scout Lake, Yukon Territory, Canada

ヒメマスの産卵期。

2020年9月5日、カナダ・ユーコン準州・スカウト湖にて。



2020年6月19日金曜日

リコーイメージング連載【極北の野生と共に】第12回(最終回)公開

リコーイメージングの連載【極北の野生と共に】第12回(最終回)Grizzly bear – 原野と写真へのいざない が公開されました。

2016年秋より約4年半にわたり連載させて頂きました。まだ伝えたいこともあったし名残惜しくもありますが、とりあえず一段落。あらたなページをめくりたいと思います。長い間ありがとうございました。

2020年1月17日金曜日

リコーイメージング連載【極北の野生と共に】第11回公開

リコーイメージングの連載【極北の野生と共に】第11回 Yukon Birds – ユーコンの野鳥が公開されました。
ここ数年興味を持つようになって撮り溜めてきたユーコンの野鳥について綴っています。まだまだ新米バードウォッチャーですが、のんびりと楽しんでいます。

2019年9月25日水曜日

リコーイメージング連載【極北の野生と共に】第10回公開

リコーイメージングの連載【極北の野生と共に】第10回 The Architect【Beaver】– 森の建築家が公開されました。
近年注力して撮影を続けているビーバーのお話です。その生態は知れば知るほど興味深く、ますます虜になっています。今後も観察を続け、どんどん撮り溜めていきたいと思います。

2019年8月2日金曜日

【PENTAX Limited Lens スペシャルサイト】『EVIDENCE (Limitedレンズの証言者たち)』掲載

リコーイメージングの【PENTAX Limited Lens スペシャルサイト】内『EVIDENCE (Limitedレンズの証言者たち)』に、レンズ3本のサンプル写真とコメントを寄せさせて頂きました。

PENTAXのLimitedレンズとは、数値ではなく『官能評価』にて描写の『味』を追及した個性的なレンズ群です。このレンズ群に魅せられた他の写真家さん達に並んで、私の「想い入れ」など綴らせて頂きました。是非ご覧下さい。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/limited_lens/evidence/?utm_source=rim_top_4bnrs&utm_medium=banner&utm_campaign=limited_lens_evidence

2019年7月9日火曜日

リコーイメージング連載【極北の野生と共に】第9回公開

日本一時帰国中で忙しくしているのですが、6月末にリコーイメージングの連載【極北の野生と共に】第9回 EXPOSURE 3 - 露出を操る 3【分割測光+露出補正の罠】が公開されております。
露出のお話の締めくくりとして、分割測光と露出補正について私の考えを書いています。次回からはまた野生動物やユーコンの自然に関して綴りたいと思います。

2019年6月12日水曜日

フォックスファイヤー『スコーロン アルティメットフーディ&パンツ』フィールドインプレッション

 

『スコーロン®』とは、アース製薬と帝人フロンティアが共同開発した繊維に虫を寄せつけない特殊加工を施した素材のことです。アウトドアで機能性の高い製品にこの素材を用いたことで、虫の多い夏のユーコンやアラスカでの撮影を快適に過ごせるようになりました。自然写真家のみならず、登山はもちろんネイチャーガイドや森に入る研究者・科学者、農業・林業やガーデニングまで、アウトドアで活動されるすべての方におすすめしたい製品です。また、今春夏からは子供用スコーロン製品もラインナップに加わりました。家族そろって嫌な虫を気にすることなく思う存分アウトドアを楽しみましょう!

2019年4月24日水曜日

リコーイメージング連載【極北の野生と共に】第8回公開

リコーイメージングの連載【極北の野生と共に】第8回 EXPOSURE 2 - 露出を操る 2 【スマートファンクションの活用】が公開されました。
前回に引き続き、私の露出設定の手順について。露出設定で悩まれている方のヒントになれば幸いです。ペンタックス機の特徴であるスマートファンクションという操作系についても解説しています。

2019年3月21日木曜日

リコーイメージング連載【極北の野生と共に】第7回公開

リコーイメージングの連載【極北の野生と共に】第7回 EXPOSURE 1 - 露出を操る 1 【スポット測光のすすめ】が公開されました。
 
事情により更新が一年以上滞ってしまっていました。ここからまた新たな気持ちで綴っていきますので引き続きよろしくお願いします。
 
さて、今回から数回にわたり、私の露出調整の方法や考察を書いていきます。写真をやっておられない方には意味の分からない専門用語の羅列になってしまい申し訳ありませんが、カメラメーカーでの連載ということでご理解下さい。写真だけでもお楽しみ頂けると幸いです。

2019年2月8日金曜日

フォックスファイヤー フォトレックジャケット フィールドインプレッション


フォックスファイヤーのウェブサイトフォトレックジャケットMVフィールドインプレッションが掲載されました。 


驚きの収納力を持つポケット類、同社ユニットシステム対応の環境適応力、その他カタログでは読み取れない細かな機能など、おすすめ機能を詳しく解説しています。同ジャケットを検討中の方、またはまだこのジャケットの存在を知らないけど撮影用ジャケットをお探しの方、是非ご一読下さい。

2017年11月16日木曜日

撮影用手袋【フォックスファイヤー パワーストレッチフィンガースルーグラブ】



こちらユーコンは既に-15℃〜-20℃となっており、手袋必須の季節。そして写真家にとって手袋は冬の最重要装備の一つです。そのため今まで数々の手袋を試してきましたが、現時点でインナーグローブとしてベストと思って愛用しているのがこちら、【フォックスファイヤー パワーストレッチフィンガースルーグラブ】

フォックスファイヤー パワーストレッチフィンガースルーグラブ

非常にストレッチ性が高くフィット感抜群。そのままでも結構細かい操作が出来ますが、必要とあれば3本の指先を出すことも出来ます。指先を出せる手袋自体は珍しくありませんが、この手袋が秀逸なのはその重なりが深いためにめくった時にプラプラ邪魔にならないこと。他の製品の多くはベルクロやマグネットでめくった指先を固定しますが、アレはどうにも鬱陶しいもので好きになれません。

更にこの手袋には手のひら全面に滑り止めラバードットが施されています。寒いと痺れて感覚が麻痺してきますからこの滑り止めは安心感が高いです。


ということで、今では寒い季節の撮影には必ずこれを使っています。一方で私のクローゼットには試したけれどイマイチだった手袋が沢山溜まっています。。。同じ悩みをお持ちの方は是非こちらの手袋を試してみて下さい。写真撮影をされる方はもちろん、釣りなど指先の細かい作業を求められる方にもオススメです。


2017年9月26日火曜日

リコーイメージングスクエア大阪特別企画写真展 「PENTAX KPの世界」

先日新宿で開催されたリコーイメージングの特別企画写真展「PENTAX KPの世界」が9月27日(水)より大阪で開催されます。
17名の写真家によるPENTAX KPでの撮りおろしで、私も2点出展させて頂きました。お時間のある方、お近くへお越しの際はお立ち寄り下さい。

なお、リコーイメージングスクエア大阪は9月9日に天満橋の大阪マーチャンダイズマートビル(OMMビル)一階に移転しておりますのでお間違えないように。

 

会場: リコーイメージングスクエア大阪 ギャラリー
会期: 2017年9月27日(水)~2017年10月16日(月)
時間: 10:30~18:30(最終日16:00終了)
定休日: 火曜日

2017年7月4日火曜日

リコーイメージングスクエア新宿特別企画写真展 「PENTAX KPの世界」

この度、リコーイメージンスクエア新宿にて開催される特別企画写真展「PENTAX KPの世界」に野生動物の作品2点を提供させて頂きました。

2017年2月発売のデジタル一眼レフPENTAX KPによる撮りおろし作品展です。
各ジャンルの写真家17名が各2点作品提供し、大判プリント(B1サイズ)にてご覧頂けます。

会期: 2017年7月5日(水)~7月17日(月)
詳細はリンク先をご覧下さい。


PENTAX KPは、ミドルクラスのデジタル一眼レフとしては驚きの小ささに高性能・高機能を凝縮しています。特筆すべきはISO 819,200という超高感度撮影を可能としたこと。日の出前や日没後の薄暮の環境下において、必ずしも明るいレンズを使わなくとも十分に速いシャッタースピードを確保できるので、そのコンパクトなボディサイズと相まって野生動物撮影におけるメリットは計り知れません。
また、「一眼レフ然」とした佇まいは所有感を満たし、写欲を沸かせる不思議な魅力を併せ持っています。「持ち歩きたくなるカメラ」、「撮ることが楽しくなるカメラ」・・・それがPENTAX KP。
全てのジャンルの写真愛好家にお勧めしたい機種です。PENTAXの特徴であるLimitedレンズシリーズと合わせて使って頂きたいですね。


ミドルクラスデジタル一眼レフを検討されている方は、是非今回の写真展をご覧頂き、実機を手にとってみて頂ければと思います。「ドキッ」としたり「ピン」ときたら、それはきっとあなたに素晴らしい写真を撮らせてくれる相棒となるはずです。